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脳卒中発症後10人に1人がてんかんを発症

2017.1.8

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ロンドン大学ユニバーシティ・カレッジなどの研究で、脳卒中発症後に、10人に1人がてんかんを発症し、さらに脳卒中を発症した年齢が若いほど、てんかんを発症するリスクが高まることが明らかになり、2016年12月に開催された第70回米国てんかん学会年次学術大会で発表されました。

これは英国の脳卒中を発症した患者データ1000例を分析したもので、頭部MRI画像があり、けいれん発作の既往の記録があった450例を解析し、左半球の脳卒中369例のうち42例、右半球の脳卒中81例のうち9例が、脳卒中後にてんかんを発症していました。さらにてんかんを発症した人の平均年齢は44歳で、発症しなかった人の平均は56歳でした。またてんかんを発症したグループは、発症しなかったグループに比べて、脳卒中の病変サイズが約2倍ほど大きいこともわかりました。

11 Percent of Stroke Sufferers Develop Epilepsy, Research Shows
Younger Age, More Brain Damage Increase Risk