2015.4.9
人口10 万人あたりの100 歳以上の高齢者の数は全国平均で約46 人。しかし日本海に面し京都北部にある丹後地域(京丹後市・宮津市・伊根町・与謝野町)は、全国平均の2 倍以上の約114 人(平成26年9月現在)という長寿者が生活しています。つまり丹後地区は全国的に見ても、長寿者が多いエリアということになります。
100 歳長寿には、①大病の経験がない、②筋肉が比較的強いなどの特徴があるそうです。これに着目した京都府立医科大学附属北部医療センター中川正法病院長(前京都府立医科大学神経内科教授)らは、丹後地域に住む高齢者の食生活や体力を10 年間調査し、健康長寿に貢献するために「丹後活き生き長寿研究」に取り組んでいます。
対象となるのは丹後地域に在住の60 ~ 64 歳の男女約3,600 人で、本格的な調査は、平成27年5 月からスタートします。すでに一部地域で70人程度の先行調査が
丹後活き生き長寿研究パンフレットと、研究プロジェクトリーダーの京都府立医科大学附属北部医療センター中川正法病院長