2016.3.29
2016年4月3日、東京渋谷で開催される「こんなときは神経内科に行こう!」パーキンソン病と脳・神経の病気を知るセミナー in東京で
ご講演される講師の先生方からメッセージが届きましたので、ご紹介します。たくさんのご応募ありがとうございました。
セミナー講師の先生からメッセージ
◆神経内科とは
順天堂大学医学部脳神経内科・教授 服部 信孝先生
パーキンソン病患者さんは、希望を持って前向きに生きることが大切です。神経内科医は患者さんに寄り添いながら最新治療や在宅療法についてもアドバイスします。
毎年4月11日は「世界パーキンソン病の日」です。ぜひこのセミナーでパーキンソン病についてご理解を深めてください。
◆パーキンソン病の運動症状・非運動症状
東京女子医科大学神経内科・准教授 飯嶋 睦先生
パーキンソン病には、手のふるえや動きにくさなどの「運動症状」に加えて、睡眠障害、便秘、認知機能や嗅覚の障害などの「非運動症状」があり、
主治医に症状を伝えて相談する必要がありますので、セミナーではその方法についてご説明します。
◆パーキンソン病の診断方法
千葉大学大学院医学研究院神経内科学・講師 平野 成樹先生
パーキンソン病は最新の画像解析技術などによって、「病気の見える化」が進み、診断のみならず、病気の原因の解明、治療法の開発が進んでいます。
私のお話では、特に診断に関しての最新情報についてご紹介します。
◆パーキンソン病の薬物治療
順天堂大学医学部脳神経内科・准教授 波田野 琢先生
パーキンソン病にはたくさんの治療薬があり、主治医に相談しながら、症状に合わせて薬を選択することが可能です。
こうして症状を抑えながら、新しい治療薬の開発にも希望を持ち、人生を前向きに生きましょう。
◆自分の症状を主治医にうまく伝える方法
東海大学医学部内科学系神経内科・教授 野川 茂先生
「自分の症状を主治医にうまく伝えられない」という患者さんの不安・不満を解消するために、患者さんの症状や愁訴を的確・迅速に
把握する方法(質問項目)を開発しました。セミナーではこれについてご紹介します。