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パーキンソン病の新規治療法の開発に成功

2016.4.17

ミトコンドリアが傷つくことで、パーキンソン病における神経細胞死が引き起こされます。大阪大学蛋白質研究所神経発生制御研究室の吉川和明教授、長 谷川孝一助教(研究当時)、同大学院医学系研究科神経内科学の望月秀樹教授の研究グループは、神経細胞内に存在するタンパク質のネクジンがミトコンドリア の働きを促進するタンパク質PGC-1αを安定化し、ミトコンドリア障害による神経細胞死を防ぐことを発見しました。さらに、モデル動物にネクジンの遺伝子を導入することによって、神経細胞死を防ぎ、パーキンソン病の進行を抑制することにも成功しました。

パーキンソン病は、発症や進行を遅らせるという根本的な治療法はいまのところありませんが、本研究グループの研究成果および研究手法がこれらの画期的な治療法になるものと期待されます。

なお、本研究成果はNature Communicationsの電子版に2016年3月14日(月)午前10時(英国時間)に掲載されました。

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