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脳卒中~脳神経内科医が扱う代表的な4つの病気

2024.4.20

突然、脳の血管がつまったり(脳梗塞)、破れたり(脳出血、くも膜下
出血)して、脳の機能がおかされる病気の総称です。脳梗塞が 7 割を
占めて最も多く、次いで脳出血 2 割、くも膜下出血 1 割といった内訳
です。
【脳梗塞】脳の血管が詰まると、急に手足が動かなくなってしまった
り、感覚が麻痺したりします。うまく話せなくなったり、意識がなく
なることもあります。発症早期には、血の塊を溶かす薬を注射や、カ
テーテルという細い管を詰まった血管のなかに通して再開通させる治
療を行います。
【脳出血】症状は脳梗塞に似ています。原因は高血圧が多く、血圧の
管理で発症を予防することができます。
【くも膜下出血】急にハンマーで殴られたような、激しい頭痛がおきま
す。原因は動脈瘤であることが多く、急激に症状が悪くなることを防
ぐため、発症直後に手術が行われます。