2015.8.31
京都府医師会脳卒中登録事業委員会が行った、1999年~2009年の11年間にわたる脳卒中のコホート研究をもとに、曜日による脳卒中発症率の違いを解析したところ、脳梗塞は、年齢・性別にかかわらず日曜日より月曜日のほうが発症率が高いことが明らかになり、BMJ (British medical Journal) Open誌2015年3月24日号に掲載されました。また脳出血やくも膜下出血の発症と曜日の相関関係は見られませんでした。以前行われた同様のコホート研究では、脳卒中の発症は40歳以降で急激に増加し、喫煙と飲酒がリスクを高めていることが明らかになっています。